KOMINE SK-625 アーマードトップインナーウエアを買ってみた

SK-625 バイク用品

若い頃は怖いもの知らずで、半ヘルTシャツでスピードを出してもチャラヘッチャラでした。

それがオッサンになるに連れジョジョに恐怖を感じるようになりました。
結婚してもそうは思わなかったのですが、子供が生まれてからかな?

というわけでプロテクターを付けることに!

 

ギャル
ギャル

降りねーのかよw

下半身版は、ワークマンのパンツ + プロテクターという構成にしました↓

【ワークマン】ユーロ デュアルパンツとプロテクター
ワークマン渾身のライダースパンツレビューです。合うプロテクターも紹介しています。

 

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プロテクター選び

とりあえず致命傷になりそうな脊髄と胸をカバーできるプロテクターを物色。

死亡事故の損傷主部位は意外なことに頭部、胸部、腹部の順に致命傷になるとの統計が出ています。脊椎は人間にとって急所かつ重要部位ですが、交通事故で致命傷になるのは胸部や腹部のほうが多いようですね。

事故により最悪の結果を招く原因となる損傷主部位は、頭部胸・腹部が大部分を占めています。
また、平成30年中に発生した二輪車乗車中の死者のうち、40.9パーセントで事故時にヘルメットが脱落していました。
事故の際に被害を軽減させるには

  • ヘルメットのあごひもをしっかり締める
  • 胸部プロテクターを着用する

の2点がとても大切です。

出典元︰警視庁 二輪車の交通死亡事故統計(平成30年中)

ぼくはバイク用のジャケットより、タウンユースのジャケットを着たい派なので、インナープロテクターであまりゴツくないものという条件で探していました。

 

ありましたよ良いのが!

その名は「KOMINE SK-625 アーマードトップインナーウエア」

 

amazon、楽天での評価は軒並み良いですね。SK-625には上位版としてSK-693というモデルがあります。

違いは値段(実売価格差1,000円前後)と、デザイン、肩・肘のプロテクターが丈夫なものになっています。
また、SK-693の方が少し軽くなっています。機能性は完全上位ですが、プロテクターが丈夫ゆえに肩・肘の動きが制限され、見た目がごつくなるデメリットもあります。

 

ぼくはプロテクターは初めての購入で、あまりにゴツいの(北斗の拳のザコキャラのような)は避けたかったこともあり、SK-625に決めました。
このインナータイプを選ぶ方は、目立たないものが良い・好きなアウターを合わせたい方が大半でしょうから、SK-625の需要もあると思います。

 

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サイズ感

この商品で注意するべきは、サイズ選びとデフォルトの胸部プロテクターの貧弱さです。プロテクターについては後述します。

レビューを見てるとあらかた、

  • 大き目の造り
  • 伸びるからワンサイズ落とす

のようなことが見られます。

 

けど直に着るわけではないし、冬はヒートテック(極暖)の上に着たいし、プロテクターだしそこまでパツパツにしたら動きが渋くなるんでは?と思い、いつも通りのMサイズにしました。

ぼくのスペックは166cm,61kgです。装着画像はこんなです↓

SK-625-front

SK-625-back

SK-625-left

SK-625-right

ぴったんこカンカンです。Mにしてよかった。Sでも着れるとは思うサイズ感ですが、Mでダボダボ感はありません。

次は春・秋に普段上に着ているつなぎを着てみます。

SK-625-front2

SK-625-back2

SK-625-left2

SK-625-right2

着れないことはないですが、少しキツイです。

ここで得るべき教訓は、

SK-625は普段使っているアウターの下に着られるが、普段よりワンサイズ上のアウターが必要

ということです。普段プロテクターなしで丁度良いアウターは間違いなくキツくなります。

 

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必須オプション

amazonや楽天のレビューでも書かれていましたが、付属の胸部プロテクターは貧弱です。どのくらい貧弱かというと。

SK-625付属プロテクター(胸部)

SK-625付属プロテクター(胸部)2

貧弱貧弱ゥ

ただのスポンジという感じ。事故で強打した際の助けになるとは思えません。薄いのでタイトなアウターに合わせたいシーンには良いと思いますが、安全を考えるならプロテクターの変更は必須のオプションとなります。

同じくKOMINEから強化版プロテクターが販売されています。品名は「KOMINE SK-689 インナーチェストガードSF」。旧SK-619の改良版です。

コミネ製ジャケットにオプション装着可能な男性用胸部プロテクターがリニューアル。

従来製品(SK-619)のプラスチックシェル形状を見直し、より身体形状に沿う形に改良。
ジャケットに装着した際の突っ張り感を抑え、より自然な装着感を実現。

出典元︰KOMINE SK-689 インナーチェストガードSF

 

実際のブツはこんなのです↓

SK-689

SK-689_2

SK625付属とSK-689

SK625付属(上)とSK-689(下)

同社製で同形状なので、装着はすんなりできました。

 

パッケージを見ると、上で紹介したSK-689(旧SK-619)の他に、SK-682というレディース用のプロテクターにも適合しています。

SK-625オプション

 

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使用感

生地はCOOLMAX素材のため、夏はTシャツの上に、冬はヒートテックの上に着ることで一年中過ごすことができます。
薄い素材なので弱いか?と言われるとそんなことはなく、ライコランドなどに売ってるノーブランドのインナープロテクターとは全然違います。(こっちは網タイツみたいな感じ)

 

そして前述したプロテクターについては、胸部以外はかなりしっかりしたものが入っています。肩・肘の改良プロテクター狙いでSK-693にする必要はなかったと思います。

 

あまりレビューでは見つけられなかったのですが、プロテクターはすべて取り外しができ、洗濯も容易にできます。

 

これが実売1万ちょいで売られていることに感激。聞いてはいましたがKOMINEは本当にコスパが良いメーカーだと感じました。

 

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改善点

今回の買い物は品質・値段ともに非常に満足しています。点数ていうと95点。

ではあと5点はなんなのか。

しいて言うのであれば。。。

 

①背中の脊椎プロテクターがもう少し長いほうが気持ち安心だった。

SK-625の脊椎プロテクター

どうでしょうか?もう少し下までひっぱれたのではないでしょうか?

しかし、脊椎プロテクターを長くすると操作性が鈍くなるのは確かなので、ちょうど間を取る長さなのかもしれません。

 

②COOLMAXと言っても暑い

いくら生地の素材がCOOLMAXで風通しが良くても、プロテクター部分は風をほぼほぼ通さないため、夏停車時には暑くなります。安全を考えると外そうとは思いませんが。

ただこの点については、いくら値段を出しても解決されることはないと思います。

 

 

迷われている方は買って後悔しない出来だと思いますよ。

 

 

以上、「KOMINE SK-625 アーマードトップインナーウエア」のレビューでした。

おしまい。

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