今回レビューするのはダムトラックスのフルフェイスヘルメット『ダムトラックス アキラ/DAMMTRAX AKIRA』。
実は購入したのは2013年で8年くらい経っています。。。
ヘルメットとして機能してんのかよオイ
AKIRAは一度軽微なモデルチェンジがありましたが、格好良い帽体は今も昔も健在なので、旧モデルのレビューとして参考にして頂けたら幸いです。
レビュー
それではぼくのヘルメットの写真を貼っていきます。
美しいシルエットですよね!?
ダムトラックスアキラは微妙にモデルチェンジがあり、フェイス部と底面のモールが細いものに変更されました。ぼくのモデルは旧式でモールが太いタイプです。特に外れやすいこともありません。
元々はシルバーのモールが付いていたのですが、マットブラック好きなぼくは一度モールを外して裏返して再装着し、完全なるマットブラック仕様にしています。笑
サイズ感は少し大き目の造りです。ぼくはショーエイのフルフェイスはLサイズを使用していますが、AKIRAはMサイズで丁度でした。ちなみに頭はデカいとよく言われます。ただヘルメットは絶対試着した方が良いと個人的には思います。
装着はDリング式 & ボタンで少し手間ですが外れることはなく安心感があります。それでも面倒な方はワンタッチ式に変更できるオプションパーツが販売されています。
良いところ
それでは実際にダムトラックスアキラを購入して良かったところを挙げていきます。
- 見た目
それだけっ??
そうです。このヘルメットの良いところは見た目がすべてです。笑 機能性?規格?そんなものは後回しでとにかく格好良いヘルメットが欲しい方にオススメのヘルメットです。
専用のシールドも販売されていますが、シールドレスでの着用が最高に格好良いです。開口部が広いのでサングラスとの相性はとても良いです。
ただ塗装の質は良いように感じます。ぼくは他にもマットブラックのヘルメットを持っていますが、2年くらい経つと加水分解が始まりべた付き始めてしまいますが、AKIRAに関してはそれはありません。正直手入れはあまりしてません。。。
悪いところ
良いところに比べ、悪いところはわりとあります。笑
- SG規格
- 重い
- 専用シールドのデザインがイマイチ
見た目に特化したモデルだということは重々承知しているのですが、SG規格はなんとなく心許ない。まあ装飾用の無印よりは100倍良いですけど。
次に重さ。重さは1.5kg前後と数値上そこまで重いわけではないのですが、1時間くらい被ると首が痛くなります。おそらく普通のフルフェイスは頭頂部だけでなく、サイドやチーク部でも固定しますが、それがないので頭頂部だけで支えているからだと思います。※ぼくが頭が大きいせいもあるかも
そして専用シールド。これについては後述しますが、専用パーツならもう少し格好良くフッティング良くできなかったのかと思います。
シールドについて
アキラには下記の専用シールドが用意されています。
だがしかし!!
このシールドは正直いけてなく、下記のような欠点があります。
専用シールドのわりにはデザインがイマイチ。フリップアップステーもバイク用品店で売っている2,000円くらいのものとかわりません。ヘルメットのデザインが素晴らしいのにこのシールドをつけると格好良さがスポイルされてしまいます。ただ、AKIRAの派生モデルで『アキラ スピーディー』というモデルがあり、そちらはフリップアップステーがなく一体感がありますが、グラフィックカラーしか取り扱いがないという残念な売り方。
そしてすきま風が結構入り、高速走行時の後方確認は気を遣います。もちろん無いよりは全然快適ですが、ショーエイ・アライのフルフェイスあたりから比較すると見劣りします。幸か不幸かそのおかげでシールドが曇らないのでピンロックシールド要らずです。笑 AKIRA自体がそこまで空力を考慮されたヘルメットではありませんので、割り切るしかなさそうです。
割り切ってシールドレス&サングラスの方が見た目も気分もハイになれるかもしれません。
まとめ
悪いことばかり書いたような気がしますが。。。長年ぼくは捨てずに使い続けているお気にいりヘルメットです。旧車やアメリカンによく似合うデザインだと思います。
とにかくデザイン優先の方にオススメのヘルメット。安全性はまったくないか?と言われるとショーエイ・アライのように安全性を追求してはいないと思いますが、SGマークは取得しているので最低限の安全性は確保されています。ファッションバイカーは装飾用のヘルメットで走行する方もいるので、それよりはだいぶ安全と思います。
性能を追求したモデルではありませんので、買い物や短距離ツーリングまでの使用がオススメです。値段もお手頃なので1個持っていて損はないと思います。
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