ゼファー750のハンドルを楽に交換する方法【ケーブル交換なし】

GTOハンドルと純正ハンドル メンテナンス

ぼくの愛車「ゼファー750」の車検が近づいていることもあり、今回はゼファー750のハンドル交換方法について書きたいと思います。

現在MISTYのGTOハンドルを付けていて、これはすごい気に入っているのですが、GTOハンドルにあわせて構造変更をするか?と言われるとNo!他にも付けてみたハンドルがある。

※例のごとく当方では、怪我・損害において一切責任を負いかねます。

スポンサーリンク

準備するもの

交換するハンドル関連

ゼファー750の純正ハンドル

  • 純正ハンドル 46003-1330
  • 左グリップ 46075-1028
  • 右グリップ(スロットルAssy)46019-1059

冒頭に書いた付けてみたいハンドル①、純正ハンドルです。車検のついでに新調しました。なぜ純正なのか、現在付けているGTOハンドルは風圧をもろに受け、高速域が辛いことと、一度Kawasakiが決めたライポジで運転してみたかったことです。

なぜグリップも?と思われると思いますが、これがハンドルを 楽に交換する方法の正体 です。グリップはどうでも良いのですが、グリップと同梱されているスロットルAssyが肝です。通常ハンドル交換にはグリップ交換が伴いますよね?ぼくはこの作業がすごく面倒で、特に今回のように外したハンドルにまた戻す可能性がある場合はこれがあると、グリップを無駄にしない&グリップ交換なしとなるので、オススメの方法です。
(過去にスロットル側のグリップをはめ込む際に破損した経験あり)

今回純正ハンドルは新品を取り寄せましたが、スイッチ固定用の穴は既に開いていました。社外のハンドルに交換する場合は、基本的には穴あけ加工が必要になります。

純正ハンドルはスイッチ穴か加工済み

必要な工具など

ハンドル交換に必要な工具

  • 六角レンチ(6mm)
  • スパナ(10mm, 17mm)
  • スパナ()
  • ラチェット
  • ボックスレンチ(10mm)
  • ハンマー
  • ドライバー(+)
  • 石鹸水
  • 霧吹き
  • パーツクリーナー

17mmのスパナはミラー調整する場合に必要です。ハンドルの高さや絞り角が変わる場合は、調整が必要になります。石鹸髄と霧吹きは、グリップを抜き差しし易くするためのものですが、ぼくは用意できなかったのでパーツクリーナーで代用しました。

スポンサーリンク

取り外し

ガソリンタンクを養生

タンクを養生

これは声を大にして言いますが、絶対保護してください。甘く見ているとタンクにガリっとやってしまいます。

左スイッチ外し

左スイッチ外し

ここはプラスドライバーのみ使用します。けっこうキツく締まっていますので、ネジ穴を舐めないよう注意が必要です。

右スイッチ外し

右スイッチ外し

右スイッチも同じ要領で外します。

アクセルワイヤーを外すと、アクセルグリップが入っているスロットルAssyはすんなり外れます。

両スイッチ外し

クラッチレバーAssy外し

次にクラッチレバーAssyを外します。僕はミラーを外しませんでしたが、ミラーを外したほうが良いと思います。しばらく宙ぶらりんになるので、重いとなんか不安になります。

クラッチレバー周辺外し

ここは5mmの六角レンチを使用します。

ブレーキレバーAssy外し

ブレーキレバー周辺外し

ブレーキレバー周辺も同様に外します。

こんな感じでさっぱりします。

裸にされたGTOハンドル

ハンドルバー外し

ハンドルバー外し

ここの締め付けトルクはけっこう強いです。スパナ+ハンマーで緩めてから外しました。

するとトップブリッジのお披露目です。

トップブリッジお披露目

 

スポンサーリンク

取り付け

取り付けは、取り外しと逆の手順で行えば良いです。
特筆すべき点だけ書きます。

GTOハンドルと純正ハンドル

交換するハンドルを仮止め

純正ハンドルを仮止め

仮止めの理由は、ハンドルの角度と左右の均等さを合わせるためです。

 

通常ハンドルには、↓のように固定用にハンドルバーにギザギザのラインが左右に入っています。

ハンドル固定用のギザギザ

そのラインは圧着するボルト部に配置するので、ラインがちょうど隠れる位置にできれば左右の位置が均等となります。

ギザギザが見えないこと(右)

ギザギザが見えないこと(左)

両方から見えない位置なら左右均等!

あとは角度ですが、好みは置いておくと、車体を真横から見てグリップ部分のバーが地面と水平がちょうど良い角度になります。

スロットルAssyを取り付け

スロットルAssyごと取付

これがめちゃくちゃ楽!スロットルAssyにグリップをねじ込んで破損した経験があるおならいだーにとって、スルッと入れてスイッチと共締めするだけ というのが当初の狙い通りでした。

左グリップの取り付け

左グリップの取付

左側は、スロットルAssyのようにヤワじゃないので、力を入れても問題ありません。石鹸水を霧吹きなどで適量吹き掛け、グリップをグリグリ押し込んでください。
(ぼくはパーツクリーナーを使いましたが)

 

ここで嫁が鬼の形相で、

「(子供を)寝付かせ用のひざ掛けはどこだ?」

とガレージに来てガソリンタンク養生毛布を失ったため、ぼくのフリースがピンチヒッターです。

 

右スイッチとブレーキレバーAssy取付

右スイッチとブレーキケーブル周辺を取り付けます。ブレーキレバーとミラーの角度を調整しながら取り付けてください。

左スイッチとクラッチレバーAssy取付

左スイッチとクラッチケーブル周辺を取り付けます。こちらも同様にクラッチレバーとはミラーの角度を調整しながら取り付けてください。

 

以上でハンドル交換完了です。

いかがでしょう?スロットルAssyを用意しておくとグリップ交換の手間が省けて良いでしょう?思ったほど安くないのでスペアを持つ意味でも2セットくらい用意しておいて良いと自分では思いました。

おしまい。

コメント