今日はゼファー750の燃料タンクの外し方について。
今回はハンドルスイッチを交換するため、メインハーネスへのカプラーがタンク下にあるためタンクを外します。
難しい作業ではないのですが、いつも「あとどのホース外すんだっけ?」ってなるので、書き残しておきます。
近々タンクを外す予定がある方は、ガソリンの量を少な目にしておくと楽かもしれません。
必要な工具と事前準備
必要な工具は下記のとおり。
- プラスドライバー(大) OR レンチ(10mm)
- ウエス
- タンク置き場
そしてガソリンコックはON、またはRESにしておいてください。PRIだとコック横のホースを外した時に垂れ流し状態になってしまいます。ONやRESでも少しでガソリンが出ますので、そのためのウエスです。
あとはタンクを外した際に、置いておく場所を用意しておいたほうが良いです。燃料コックがついているため、地べたにそのまま置けません。
せっかくタンクを外すので、周辺のフレームや配線の砂ぼこりを拭きあげると愛着が増して整備性もあがります。
ホース類はペンチ等使わず、手で脱着しましょう。燃料ホースを傷つける恐れがあります。いうまでもありませんが、火気厳禁です
タンクを外す手順
早速外していきます!
①まずシート、サイドカバーを外します。
サイドカバーとタンクが一部共締めになっているので、サイドカバーを外さないとタンクも外せません。そしてシートを外さないとサイドカバーを外せません。
サイドカバーは左右とも3点支点で固定されていますが、むやみに取るとツメが割れるのでツメの支点に注意して外してください。
②タンク固定用ボルトを、大き目のプラスドライバーか10mmのレンチで外します。
③エンジンヘッド上のドレンホースを外します。これは燃料計用のホースで、空気の通り口なので、抜いても何も出てきません。
④キャブレター上のフューエルゲージケーブルのコネクターを外します。これは燃料系の配線。
続いて左側に移って、
⑤ガソリンコック右の太いほうの燃料ホースを抜きます。このホースは抜くと少量のガソリンが出るので、ウエス等を当てて外すと良いです。スペースが狭いので、少し持ち上げながら手を入れると作業しやすいです。
⑥続いて、同じくガソリンコックの少し奥にある細い負圧ホースを抜きます。こちらは抜いても何も出てきません。
⑦タンク右後方にあるドレンホースを抜きます。タンクを持ち上げながら覗くと見えます。ここも抜いても何も出てきません。
⑧最後は、タンクを少し後ろに引きながら持ち上げると取れます。
取ったタンク君。傷がつかない置き場においてください。
フレーム左右にあるゴム製のダンパが外れやすいため、取り付けの際はちゃんと付いていることを確認してください。
以上、ゼファー750のタンクのは外し方についてでした。
おしまい。
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